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手術を検討する際に知っておきたい知識

腱板断裂がある五十肩や、関節リウマチなどの重症と見られるケースでは、五十肩の治療法として手術を決断する場合が多くなります。また五十肩での主な術法としては、鏡視下肩峰下除圧術や関節鏡視下受動術などがあります。鏡視下肩峰下除圧術では、局所麻酔下で5センチほどの切開をしてから骨棘と肩峰の前下方の骨を切除します。

この結果、腱板のスペースが広がり、圧迫を除去することができます。またかかる時間は1時間30分程度で、入院期間は約1週間程度になります。一方の関節鏡視下受動術とは、五十肩の痛みを取るというよりはリハビリテーションをよりスムーズするためのものであると言えます。

内視鏡を使用して関節の癒着を取り除き、関節の動きをよくしていく手術です。また全身麻酔が必要なため、心臓疾患や糖尿病、腎臓や肝臓の機能障害、また全身の病気がある方には非常に適用しにくいというデメリットがあります。この手術を適用する例はあまり多くはありません。

五十肩で手術をするのはあまりお勧めできることではありません。出血もありますし、やはり侵襲性の高さから考えて、60代以降の方の身体には響きます。しかし、多くの方が重度の症状になっています。これらの場合は痛みがひどすぎて、我慢することにも耐えかねている状態です。

しかし、もちろん手術をしたら後はもう回復があるのみです。可動域訓練にも余裕が出てきますので、社会復帰もより早期に実現しやすい状態です。

術前のストレスもほとんど軽減されてくると、それまでの不機嫌も嘘のように解消されます。リスクは確かにありますが、マイナーな要素ばかりが目立つ、ということは決してありません。五十肩の場合はそれほど侵襲性も低くないと判断し、前向きに検討する患者さんも少なくありません。

また他にも様々な術式がありますので、カウンセリングを用いてどんどん可能性を見出していくことが大切だと言えます。またできるだけ信頼のおける医師にめぐり合うことももちろん大切です。